東京ではソメイヨシノの開花も始まり、春らしい気温が続いていて、サッカーをやるのにはちょうど良い季節となりました。3月最後の夜練習です。

ほんの数週間前までは動いていないと寒くて「寒いーー！」と叫んでいた選手たちも、トレーニング途中でピステを脱ぎ捨て、半袖でトレーニングを続けています。

今日のトレーニングは、主にボールを持っていない時の動き「オフ・ザ・ボール」でのトレーニングを行いました。

３人一組でのパス交換。ダイレクトパスで繋げたボールが３人の輪を一周するまでに約８秒間ですが、選手それぞれに与えられたボールに触れる時間は１秒にも満たない極わずかな時間です。
その残りの７秒強の間、ただボーっと突っ立っているだけでは、サッカーに活かせません。常にボール、味方、相手、スペースを見て、声やジェスチャーで味方に要求し、また味方を動かす動き。これをサッカーのゲーム中に自然とできるようになるためのトレーニングでした。

最後は今日やったトレーニングを意識してのミニゲーム。
狭いピッチの中で激しく体をぶつけあい、楽しそうにサッカーをしていました。

今週半ばは20度を超える良いお天気が続きましたが、昨夜の雨で少し春の勢いも休憩ですかね。今日のトレーニングは過ごしやすい気温の中で行われました。

例年この時期は中学校３年生や小学校６年生など、学校生活に節目を迎える選手たちがいるのですが、今年に限っては節目を迎える選手がおらず、通常通りのトレーニングとなりました。

今日のトレーニングは、主にアウトサイドキックで裏のスペースへパスを出す練習でした。

インサイドキックもまだ完璧に蹴れていない小学生選手もいますが、水野コーチ西井コーチの指導のもと、一所懸命トレーニングに励んでいました。

夜練習の報告の前に。
荒川コラソンFCホームページの指導者紹介ページにU-15夜練習を担当していただいている

西井コーチの写真を追加しました。

さて、3月13日の夜練習の報告です。

今日はコラソンの選手全員が参加でき、活気のある練習風景になりました。

中学生の選手たちは小学生の選手を使い、指示を出し、コーチとも対峙します。
小学生の選手たちは自分より体の大きく、スピードもテクニックも格上の相手と体当たりの挑戦を繰り広げました。

今日は特に、中学生に向けてパスのスピードによる相手選手のボールへの引きつけ方法や、自分や味方のスペースを作る動きなど、少し高度な課題にも取り組みました。
上の写真でもお分かりいただけるかと思いますが、口頭での説明だけでなく実際コーチが動き、分かりやすく説明するので、選手たちも楽しんでトレーニングに励んでいました。

最後は今日のトレーニングを振り返ってのミーティング。

「どんどん『出来る』を増やす。昨日まで出来なかったことを今日『出来る』ことがとても大切です。」と水野コーチ。
2011年クラブワールドカップ決勝のサントスvsバルセロナ戦の観戦時のお話は面白かったですね。

時折、細かな雨が降った3月第一回目の夜練習ですが、先月のような「極寒」にもならず、少し汗ばみながら今日も荒川コラソンフットボールクラブの選手たちは元気にトレーニングしました。

今日も小学生の選手たちは先週と同じく「インフロントキック」を重点的に。

そして中学生の選手たちは「アウトサイドキック」を修得するためのトレーニングを行いました。

私たち荒川コラソンフットボールクラブでは、毎回練習が終わると、こうして必ず今日やったトレーニングを振り返り、どうしたら良いのか、どういう風にしたいのかなどを伝え、トレーニングに対する姿勢や、向上心、健康管理のことなどにおいても水野コーチから話があります。

水野コーチは高校の国語の教員だったことや、現在お寺の住職をしていることもあり、とても選手にとって分かりやすい言葉を使ってメッセージを伝えいています。
もし、お子様とコラソンについて話す時間があるようでしたら、「今日何て言ってた？」と聞いてみてください。