夏休みに入り、昼間は30度を越す日が続いていますが、荒川コラソンの選手たち(コーチも)はサッカーが上手くなるために懸命にトレーニングしています。
今の荒川コラソンの選手はフィールドプレイヤーが多いため普段あまり行わないのですが、ゴールキーパーのトレーニングを取り入れました。
フィールド選手とゴールキーパーとの1対1。フィールド選手は自らのタイミングでボールを蹴りだし、ダイレクトでシュートを放ちます。ゴールキーパーはポジショニングやプレジャンプ、ステップなど水野コーチからの細かなアドバイスを聞き、強烈なシュートを止めていきます。各選手にはゴール数とキャッチ数に得点が与えられ、本気で1対1を戦いました。
次はセンタリングからのダイレクトシュートvsゴールキーパー。こちらも得点が加算されるので気を抜くことができません。
最後はピッチ全体を使ってのシュート練習。サイドチェンジのロングパス、細かなワンツー、浮かしたセンタリング、ノーバウンドシュートを決める。一連の動きが終わってもダラダラ歩いて戻るのではなく、しっかり走るトレーニングにもなっています。選手コーチ全員で1点を決める。たとえミスしても声をかけ、すぐに再開できるようスタートのポジションまで全員で走り、とてもチームワークの良いチームになっていました。
最後に水野コーチから本場ブラジルのゴールキーパーのトレーニング方法、ゴールキーパー自身のメンタリティ、そしてゴールキーパーに対する周りの人々の気持ちなど、普段あまり注目されないゴールキーパーという存在についてのお話がありました。